NISAで何を買えばいい?SBI証券で選ぶインデックスファンド3選【2026年版】

資産形成

NISAを始めようと思ってSBI証券の口座を開いたはいいけれど、「投資信託が291本もあって、どれを選べばいいのかさっぱりわからない」という状態になっていませんか?

私もそうでした。

氷河期世代の放射線技師として20年以上働いてきた私が投資を始めたのは40代になってから。当時は「インデックスファンド」という言葉すら知らなかったし、「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」を見ても、何がSlimなのかまったく理解できませんでした。

でも今は毎月コツコツと積み立て続けて、資産5000万円(通称「小金持ち山」)という目標に向かって着実に歩んでいます。

選択肢が多すぎることが、行動できない最大の壁です。

だからこそ、「この3本さえ知っておけば大丈夫」という内容に絞って解説します。難しいことは一切なし。初心者でも今日から動けるよう書きましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

「情報が多すぎて、判断できない」が本当の問題

多くの人が「何を買えばいいかわからない」と言うとき、その本質は「情報が多すぎて、どれが正解か判断できない」という状態です。

ネットで調べると「S&P500最強!」という意見もあれば、「いや全世界株式一択!」という声もある。YouTubeを見れば毎週のように「〇〇が最強の理由」という動画が更新されていて、どれが本当なのか余計わからなくなってしまいます。

じつは、投資の世界では「正解は一つじゃない」のです。

自分の投資スタイル・リスク許容度・資産状況によって最適解は変わります。ただ、初心者にとって「まず最初の一歩」として選びやすいファンドは、ある程度絞り込むことができます。

SBI証券を使う前提で、「長期・積立・分散」という王道の戦略に合ったファンドを3本紹介します。

初心者が選べない3つの理由

理由1:商品数が多すぎる

SBI証券のNISAつみたて投資枠だけで291本(2026年6月時点)の投資信託があります。選択肢が多すぎると人は選べなくなります。これは心理学で「決定回避の法則」と呼ばれており、ジャムの実験でも証明されている現象です。

まず「インデックスファンドに絞る」だけで一気に候補が減ります。

理由2:専門用語が多くてハードルが高い

「信託報酬」「純資産総額」「ベンチマーク」「トラッキングエラー」……こんな言葉が並んでいると、見ているだけで疲れてきます。

実は初心者が最初にチェックすべきポイントはたった2つ。「信託報酬(年間コスト)」と「何に投資するか(投資対象)」だけです。

理由3:「失敗したらどうしよう」という恐怖

投資は元本保証ではないため、選択に失敗する恐怖があります。しかし、インデックス投資における「失敗」は長期的に見るとほとんどの場合、一時的な下落に過ぎません。

「今日すぐに完璧な商品を選ぼう」という思考を手放すことが大切です。

SBI証券で選ぶ「鉄板」インデックスファンド3選

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

通称「オルカン」と呼ばれる、最も人気の高い投資信託です。

項目詳細
投資対象全世界の株式(日本含む約3,000銘柄)
信託報酬年0.05775%(業界最安水準)
ベンチマークMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス

「全世界に分散投資したい」「でも1本で完結させたい」という人に最適です。米国株式が約60%を占めており、米国経済の成長も恩恵を受けられます。

個人投資家が選ぶ「Fund of the Year 2024」でインデックス部門1位を受賞しており、ファンの多さも魅力。長期保有によって世界経済全体の成長を取り込めるため、まさに「ほったらかし投資」に向いています。

私自身もNISAのつみたて投資枠でこのファンドを積み立てています。毎月自動引き落としで設定しているので、相場が気になっても「見ない・触らない」ができています。

第2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

「米国一択で行く!」という強い意思がある方におすすめ。

項目詳細
投資対象米国の代表的な500社の株式
信託報酬年0.09372%以内
ベンチマークS&P500指数

S&P500とは、アップル・マイクロソフト・エヌビディア・アマゾンなど米国を代表する500社で構成された株価指数です。過去30年以上にわたり年平均7〜10%のリターンを出してきた実績があります。

「世界経済の中心は米国だ」「AI・テクノロジーの発展で米国はまだまだ伸びる」と考える人は、オルカンよりこちらを選ぶことも十分合理的です。

ただし、米国経済が低迷したときのリスクは全世界分散より大きくなります。「米国経済を信じ切れる人」向けのファンドと言えます。

第3位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

「株だけじゃなく、債券や不動産にも分散したい」という慎重派向け。

項目詳細
投資対象8資産(国内/先進国/新興国の株式・債券+国内/先進国REIT)に均等配分
信託報酬年0.143%以内
特徴値動きが緩やか・リスク低め

株式だけでなく、債券や不動産投資信託(REIT)にも分散投資するファンドです。値動きがオルカンやS&P500より緩やかなため、「投資初日から大きな下落を経験したくない」「相場の乱高下に精神的に耐えられるか不安」という方に向いています。

信託報酬は上記2本よりやや高いものの、1本で8資産に分散できるという利便性は大きなメリットです。

今日からできること3ステップ

Step1:SBI証券の口座を開く(10分〜)

まだ口座を持っていない方は、まずSBI証券に口座を開設します。スマホで完結し、最短翌営業日から取引を始められます。マイナンバーカードがあれば本人確認も簡単で、開設費用・口座維持費用は無料です。

Step2:NISAの「つみたて投資枠」を設定する

口座開設後は、NISAの「つみたて投資枠」を設定します。年間積立上限は120万円(月最大10万円)、非課税保有限度額は1,800万円(成長投資枠との合計)です。まずは月5,000円〜1万円から始めるのがおすすめです。

Step3:上記3本のうち1本を選んで積み立て設定する

  • 「迷ったらオルカン(全世界株式)」
  • 「米国経済を信じるならS&P500」
  • 「値動きを抑えたいならバランス型」

この3択で、あなたの性格や考え方に合うものを選びましょう。どれが正解ということはありません。大事なのは「選んで始めること」です。

私の経験上、「どれにしようか迷っている時間」は資産形成において一番もったいない時間です。

まとめ:「考えすぎ」が最大の敵

投資に完璧な正解はありません。でも、「始めないことのリスク」は確実に存在します。

毎年の物価上昇(インフレ)によって現金の価値は少しずつ下がっています。銀行預金の金利が0.1%に上がったとしても、インフレ率が2〜3%あれば実質的には目減りし続けているのです。

私は氷河期世代として「老後が不安」という感覚を20代から持ち続けてきました。でも40代から投資を始め、インデックス投資というシンプルな方法を続けることで、「もうどうにかなりそうだ」という感覚が出てきました。

遅いということはありません。今日から始めましょう。


私が実際に使っているサービス

私がNISA積み立てに使っているのはSBI証券です。口座開設無料・手数料最安水準で、eMAXIS SlimシリーズもSBI・V・S&P500も全部そろっています。スマホアプリも使いやすく、毎月の積み立て設定も5分あれば完了します。2年以上使い続けて、今のところ不満はゼロです。


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