今回は資産形成やお金の話から少し離れて、「AIと一緒に、やったことのない世界に飛び込んでみた」という体験談をお届けします。
ゼロ知識から、初取引成立まで到達しました
先に結果からお伝えします。海外向けフリマサイト「Ebay(イーベイ)」について、私は知識ゼロでした。それが今回、出品者登録から実際の初取引成立、そして国際発送の準備まで、ひと通り完走することができました。
扱った商品は、自宅に眠っていた釣具のルアー。仕入れ0円からのスタートで、記念すべき初めての取引は「55ドル」で成立しました。金額としては決して大きくありません。ですが、「まったく知らない世界に飛び込んで、実際に売買を成立させられた」という経験そのものが、今回の一番の収穫だったと感じています。
今回使ったのは、AIエージェントの「クロードコード(Claude Code)」。Ebayの登録方法も、入金の仕組みも、海外発送のやり方も何ひとつ知らない状態から、わからないことを一つずつ聞きながら進めていきました。
やったことの全記録
時系列で振り返ると、こんな流れでした。
①出品者登録・入金設定
Ebayで物を売るには、代金を受け取るための入金設定が必要です。日本の個人セラーの場合、海外送金サービス「Payoneer」と連携させるのが一般的なルートでした。本人確認書類の提出、審査待ち、Ebay側との連携確認と、地味な手続きが続きましたが、クロードコードに画面のスクリーンショットを見せながら「次は何をすればいいか」を一つずつ確認して進めました。
②売るジャンルを決める
いきなり高額な商品を仕入れるのは怖かったので、まずは自分が多く持っている「釣具のルアー」で挑戦することにしました。仕入れ費用0円から始められるのが安心材料でした。
③相場リサーチと出品
Ebayで実際に売れた価格(Sold価格)を調べて、値付けの参考にしました。写真を撮り、商品説明を英語で用意し、価格を決めて出品完了。ここまでで、すでに「知らないことだらけ」を実感しました。
④初取引成立
出品からしばらくして、購入希望者から55ドルのオファーが届きました。実績づくりを優先したいタイミングだったので、その場で承諾。ついに初めての取引が成立しました。
⑤国際発送の準備
売れたら終わりではなく、ここからが山場でした。Ebay公式の発送ラベル購入機能は、発送元が日本の場合は使えないという壁にぶつかったのです。そこで「eLogi」という発送代行サービスを使い、FedExの国際発送ラベルを発行。コンビニのネットワークプリントでラベルを印刷し、商品に貼り付けて、集荷を依頼するところまで進めました。
正直に告白する、つまずいたポイント
失敗も含めて全部書くのが、この記事の意味だと思っています。
まず、PayoneerとEbayの入金連携が思ったよりスムーズにいかず、数日待たされる場面がありました。「エラーになっていないか」「本当に連携できているのか」が画面だけでは分かりにくく、何度も確認作業をしています。
次に、相場リサーチで一度、大きな見落としをしました。売れた実績データの中から、たまたま高値の事例だけを拾ってしまい、実際の相場よりかなり高い価格で出品してしまっていたのです。これは後から自分でデータを見直して気づき、価格を修正しました。
そして一番戸惑ったのが発送です。「海外発送=郵便局」というイメージを持っていたのですが、今回のラベルはFedEx用。郵便局には持ち込めず、発送代行サービス経由での集荷依頼が必要でした。集荷を頼むにも「土曜日はFedExのみ対応」「準備完了時間は午前11時まで」など、細かいルールがあり、一つひとつ確認しながら進める必要がありました。
同じようにやってみたい人のための手順まとめ
振り返ると、大きな流れはこの5ステップでした。
- Ebayアカウントを作り、Payoneerなど入金方法を連携する
- 仕入れ0円で始められる、自分の得意分野・手持ち品からジャンルを決める
- 売れた実績(Sold価格)を必ず確認してから、価格を決めて出品する
- 取引が成立したら、発送方法(自国発送に対応した代行サービスなど)を確認する
- ラベル印刷→梱包→集荷依頼、と一つずつ確実に進める
正直、どのステップも「初めてで分からないこと」の連続でした。ただ、分からないことをそのままにせず、その都度AIに質問しながら一つずつ確認して進めれば、知識ゼロからでも最後までたどり着けるという手応えを得られました。
今日からできること
「やったことがないことができた」という感覚は、金額の大小にかかわらず、大きな人生経験になります。
今回得られた55ドルという金額だけを見れば、副業としてはまだまだこれからです。ですが、知識ゼロの状態から、登録・出品・価格改定・取引成立・国際発送という一連の流れを自分の力(とAIの力)でやり切れたことは、お金には換算できない収穫でした。
資産形成というと、つい投資や節約といった「お金の技術」の話になりがちです。ですが、こうして新しいことに挑戦し、わからないことを一つずつ解決していく経験そのものが、これからの人生を切り拓く土台になるのだと思います。もし気になっていることがあるなら、まずは小さく一歩踏み出してみることをおすすめします。

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