家計の固定費を見直すとき、私が一番はじめに手をつけたのが通信費でした。理由はシンプルで、一度手を動かせば、あとは何もしなくても毎月自動的に安くなり続けるからです。
この記事では、私が実際にやった「スマホ代」と「自宅のネット回線」の2つの見直しについて、使った期間・実際の金額・そして正直なデメリットまで包み隠さず書いていきます。
💡 ここがポイント
結論として、私はスマホを格安SIM(日本通信SIM)に乗り換えて月額約1,400円に、自宅のネット回線は電話1本の交渉で月2,000円の割引を勝ち取りました。合わせて月3,500円前後・年間約4万円の削減です。しかも一度やれば、あとは放置で効果が続きます。
なぜ「通信費」から手をつけるべきなのか
節約というと、多くの方はまず食費や日用品を削ろうとします。でも私は、固定費、なかでも通信費から始めるべきだと考えています。
食費を月3,000円削るには、毎日買い物のたびに我慢が必要です。しかも一生続けなければいけません。一方で通信費は、休日に数時間だけ頑張れば、翌月から自動的に安くなる。同じ3,000円でも、必要な労力がまるで違います。
しかも我慢がゼロなので、ストレスで反動が来ることもありません。これが「固定費から見直すべき」と言われる理由です。
① スマホ代:格安SIMで月1,400円に
私はもともと大手キャリア系のプランを使っていて、月額3,000〜3,500円ほど払っていました。通信品質に不満はまったくありませんでしたが、固定費削減を優先して乗り換えを決めました。
選んだのは日本通信SIMです。乗り換えてから2年近く使っていますが、結論から言うと大満足しています。
実際の料金プラン
| プラン | データ量 | 月額料金 | 通話 |
|---|---|---|---|
| 合理的みんなのプラン | 20GB | 1,390円 | 5分かけ放題/70分無料通話 |
| 合理的50GBプラン | 50GB | 2,178円 | 5分かけ放題/70分無料通話 |
| 合理的シンプル290プラン | 1GB〜 | 290円〜 | 従量制 |
私は20GBのプランを使っていて、通話料を含めても月々1,400円程度で収まっています。プランが3つしかなくシンプルなのも、正直ありがたいポイントです。
💡 ここがポイント
大手キャリアで月8,000〜10,000円払っている方なら、月6,000円以上・年間7万円以上の削減になる可能性があります。これは節約というより、年収が7万円増えたのとほぼ同じインパクトです。
正直なデメリットも書いておきます
いいことばかり書くつもりはありません。2年近く使ってわかった弱点は、はっきり2つあります。
⚠️ 正直なデメリット
① 平日のお昼どき(12時〜13時頃)は速度が落ちる
LINEの送受信程度なら問題ありませんが、ネット検索やSNSの閲覧はかなりストレスを感じるレベルまで遅くなります。
② 花火大会など、人が密集する場所では圏外になる
「遅い」ではなく完全に「圏外」です。大手キャリアの友人は普通に使えていたので、ここは明確に弱点だと感じました。
逆に、心配していたけれど問題なかった点もあります。私は趣味の釣りで山奥や海(沖合い)にもよく行きますが、この期間で電波が届かず困ったことは(花火大会を除いて)一度もありませんでした。日本通信SIMはドコモ回線を利用しているため、山間部や地方でも比較的つながりやすいと言われています。
つまり、「毎日お昼に外でガッツリ通信する人」「イベント会場によく行く人」以外は、ほぼデメリットなしというのが2年使った実感です。
なぜみんな乗り換えないのか
私の周りでも、まだ格安SIMに変えていない人がたくさんいます。理由を聞くと、だいたいこの3つです。
- 「めんどくさい……」
- 「ポイントユーザーだから」
- 「時間がないし……」
気持ちはよくわかります。でも、この「めんどくさい」の対価が年間7万円だとしたら、どうでしょうか。休日に数時間だけ頑張る価値は、じゅうぶんあると思います。
② 自宅のネット回線:電話1本で月2,000円引き
もうひとつが自宅の固定回線です。私はeo光を契約していて、月額約5,000円を払っていました。
サブスクもオンラインゲームもやらないので「正直、固定回線っているのか?」とずっと悩んでいたのですが、乗り換えを検討していたときに、あるキャンペーンの情報を知りました。
内容は「コールセンターに電話して、料金が高いので契約変更を検討していると伝えると、18か月間、月額2,000円が割引される」というもの。情報を聞いた翌日に即電話したところ、本当にその場で割引が適用されました。
💡 ここがポイント
解約をちらつかせる交渉は、通信会社に対しては本当に効きます。会社側からすれば、他社に乗り換えられて収益がゼロになるより、割引してでも契約を継続してもらったほうが得だからです。「電話1本で月2,000円」は、時給に換算すればとんでもない効率です。
⚠️ ここが重要
この手のキャンペーンは期間限定です。私が同僚に教えたときには、すでに1週間ほど経っていて申込期間が終了しており、その同僚は割引を受けられませんでした。気になったら即行動。これに尽きます。
今日からできる見直し3ステップ
スマホ代と自宅のネット代、それぞれ月いくら払っているかを明細で確認します。ここを把握していない方が驚くほど多いです。まずは現在地の確認から。
月3,000円以上払っているなら、乗り換えで確実に下がります。データ使用量(毎月何GB使っているか)を確認して、それに合うプランを選びましょう。契約はすべてネットで完結します。
乗り換える前に、今の契約先に電話して「料金が高いので他社を検討している」と伝えてみてください。割引プランを提示されるケースが本当に多いです。それでも下がらなければ、そこで初めて乗り換えを検討します。
浮いたお金は「使い道」まで決めておく
最後に、これが一番大事かもしれません。浮いたお金の行き先を決めておかないと、いつの間にか消えます。
月3,500円が浮いたとして、なんとなく生活費に混ぜてしまうと、たいてい生活水準が上がって終わりです。私はこの浮いた分を、そのまま投資の積立に回しています。
月3,500円を年利5%で20年積み立てると、およそ144万円になります。元本は84万円なので、60万円ほどは運用によって増えた計算です。「通信会社に払い続けるはずだったお金」が、将来の資産に変わる。これが固定費見直しの本当の威力だと思っています。
まとめ
- 節約は固定費、なかでも通信費から。一度やれば効果が自動で続く
- スマホは格安SIMで月1,400円も可能。大手からなら年7万円規模の削減も
- ただし平日昼の速度低下と混雑時の圏外は正直な弱点
- ネット回線は乗り換える前にまず電話交渉。月2,000円引きも現実にある
- キャンペーンは期間限定。気になったら即行動
- 浮いたお金は使い道まで決めておく
「めんどくさい」を一度だけ乗り越えれば、あとは毎月自動的にお金が残ります。まだ手をつけていない方は、ぜひ今週末にでも明細を開いてみてください。


コメント