もうすぐ我が家に子どもが生まれます。私は育児休業を取得する予定なのですが、いざ調べ始めると「いつ・どこに・何を申請すればいいのか」「結局、手取りはいくらになるのか」が全然わからず、正直かなり不安になりました。
妻と何度も話し合いましたが、「支援金がいくらもらえるか分からない状態で休業に入る」のは、家計を預かる身としてはリスクが大きすぎます。そこで今回、Claude Code(AIコーディングツール)を使って、産休・育休の給付金をざっくり試算できるシミュレーターを自作しました。この記事では、その仕組みの解説と、実際に作ったツールを公開します。同じように「これから育休を取る予定のパパ・ママ」の力になれれば嬉しいです。
なぜ自分でシミュレーターを作ったのか
育休関連の制度は、「出産育児一時金」「出産手当金」「育児休業給付金」「出生後休業支援給付金」「社会保険料の免除」と、名前も窓口もバラバラです。しかも2025年からは新しい給付(出生後休業支援給付金)も始まっており、情報がアップデートされ続けています。
公的なシミュレーターも存在するのですが、「うちの場合、パパとママそれぞれの育休の取り方でどう金額が変わるのか」を直感的に比較したかったので、自分たちの状況に合わせてサクッと試算できるツールを作ることにしました。専門知識がなくても、AIに相談しながらであれば、こうした家計シミュレーターも自作できる時代です。
産休・育休でもらえるお金の全体像
まず、時系列で見るとイメージが掴みやすいです。
👩 ママの場合
出産手当金
(日額×2/3)
出産
出産手当金
(日額×2/3)
育児休業給付金
(67%)
育児休業給付金
(50%)
👨 パパの場合
出生後休業支援給付金
(実質80%相当)
育児休業給付金
(67%)
ざっくり言うと、産休・育休中は「67〜80%くらいの手取り」が目安になります。額面が満額もらえるわけではないので、ここは事前に把握しておくべき最重要ポイントです。
それぞれの制度の中身
①出産育児一時金(一律50万円)
出産にかかる費用をカバーする一時金で、健康保険から子ども1人につき50万円が支給されます。多くの病院では「直接支払制度」が使えるため、退院時にまとまったお金を用意する必要はありません。
②出産手当金(ママの産休中)
出産のために会社を休んだママに、健康保険から支給されます。対象期間は産前42日+産後56日(計98日)、金額の目安は標準報酬日額×2/3です。
③育児休業給付金(育休中)
雇用保険から支給される、育休の“メイン収入”です。育休開始から180日目まではおおよそ67%、181日目以降はおおよそ50%が目安。月額には上限・下限があり、2025年8月〜2026年7月時点で67%期間の月額上限は約32万円、50%期間の月額上限は約24万円です。
④出生後休業支援給付金(2025年〜の新制度)
両親がそれぞれ14日以上の育休を取得すると、既存の育児休業給付金に13%が上乗せされ、最大28日間は実質80%相当の給付になります。パパの育休取得を後押しするために作られた制度で、うまく使うとこの記事のシミュレーションのように家計の助けになります。
⑤社会保険料の免除
産休・育休中は、健康保険料・厚生年金保険料が免除されます(休業を開始した月〜終了前月)。免除中も将来の年金額には影響しない仕組みなので、安心して休業に専念できます。
💡 ここがポイント
パパが出生後8週間以内に14日以上の育休を取ると、ママ・パパ双方の給付率が最大28日間80%相当まで上がる制度があります。「パパの育休は取り損?」と思われがちですが、実は家計的にもメリットが大きいタイミングです。
【実際に使える】産休・育休 給付金シミュレーター
今回、実際にClaude Codeで作成したツールをそのまま公開します。出産予定日・夫婦それぞれの標準報酬月額・夫の育休取得プラン(分割取得にも対応)・妻の育休取得期間を入力すると、もらえる給付金の総額、月別の入金カレンダー、申請すべきタイミングと窓口まで、まとめて試算できます。
※デフォルトの数値は入力例です。ご自身の状況に合わせて数値を書き換えると、その場で再計算されます。
まとめ:不安の正体は「知らないこと」だった
制度を調べる前は「育休を取ったら生活が苦しくなるのでは」と漠然とした不安がありました。でも、実際に金額を試算してみると、「67〜80%の手取りが、この期間まで続く」という見通しが立ち、不安がかなり具体的な数字に変わりました。
見通しが立てば、育休の取り方(いつから・何日間)を前向きに家族で相談できます。これから育休を取る予定のパパ・ママの家計プランニングに、このシミュレーターが少しでも役立てば嬉しいです。
⚠️ 本記事および掲載のシミュレーターは、制度理解のための簡易的な概算ツールです。実際の給付額・支給要件・申請方法は加入している健康保険組合や年金事務所、ハローワークにより異なりますので、必ず公式窓口にご確認のうえ手続きを進めてください。

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