AIを活用して「産休・育休 給付金シミュレーター」を作成!ライフプランの活用事例!

資産形成

もうすぐ我が家に子どもが生まれます。私は育児休業を取得する予定なのですが、いざ調べ始めると「いつ・どこに・何を申請すればいいのか」「結局、手取りはいくらになるのか」が全然わからず、正直かなり不安になりました。

妻と何度も話し合いましたが、「支援金がいくらもらえるか分からない状態で休業に入る」のは、家計を預かる身としてはリスクが大きすぎます。そこで今回、Claude Code(AIコーディングツール)を使って、産休・育休の給付金をざっくり試算できるシミュレーターを自作しました。この記事では、その仕組みの解説と、実際に作ったツールを公開します。同じように「これから育休を取る予定のパパ・ママ」の力になれれば嬉しいです。

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なぜ自分でシミュレーターを作ったのか

育休関連の制度は、「出産育児一時金」「出産手当金」「育児休業給付金」「出生後休業支援給付金」「社会保険料の免除」と、名前も窓口もバラバラです。しかも2025年からは新しい給付(出生後休業支援給付金)も始まっており、情報がアップデートされ続けています。

公的なシミュレーターも存在するのですが、「うちの場合、パパとママそれぞれの育休の取り方でどう金額が変わるのか」を直感的に比較したかったので、自分たちの状況に合わせてサクッと試算できるツールを作ることにしました。専門知識がなくても、AIに相談しながらであれば、こうした家計シミュレーターも自作できる時代です。

産休・育休でもらえるお金の全体像

まず、時系列で見るとイメージが掴みやすいです。

👩 ママの場合

産前42日
出産手当金
(日額×2/3)
🎉
出産
産後56日
出産手当金
(日額×2/3)
育休開始〜6ヶ月
育児休業給付金
(67%)
6ヶ月〜1歳
育児休業給付金
(50%)

👨 パパの場合

出生後8週間以内に最大28日
出生後休業支援給付金
(実質80%相当)
それ以降(180日目まで)
育児休業給付金
(67%)

ざっくり言うと、産休・育休中は「67〜80%くらいの手取り」が目安になります。額面が満額もらえるわけではないので、ここは事前に把握しておくべき最重要ポイントです。

それぞれの制度の中身

①出産育児一時金(一律50万円)

出産にかかる費用をカバーする一時金で、健康保険から子ども1人につき50万円が支給されます。多くの病院では「直接支払制度」が使えるため、退院時にまとまったお金を用意する必要はありません。

②出産手当金(ママの産休中)

出産のために会社を休んだママに、健康保険から支給されます。対象期間は産前42日+産後56日(計98日)、金額の目安は標準報酬日額×2/3です。

③育児休業給付金(育休中)

雇用保険から支給される、育休の“メイン収入”です。育休開始から180日目まではおおよそ67%、181日目以降はおおよそ50%が目安。月額には上限・下限があり、2025年8月〜2026年7月時点で67%期間の月額上限は約32万円、50%期間の月額上限は約24万円です。

④出生後休業支援給付金(2025年〜の新制度)

両親がそれぞれ14日以上の育休を取得すると、既存の育児休業給付金に13%が上乗せされ、最大28日間は実質80%相当の給付になります。パパの育休取得を後押しするために作られた制度で、うまく使うとこの記事のシミュレーションのように家計の助けになります。

⑤社会保険料の免除

産休・育休中は、健康保険料・厚生年金保険料が免除されます(休業を開始した月〜終了前月)。免除中も将来の年金額には影響しない仕組みなので、安心して休業に専念できます。

💡 ここがポイント

パパが出生後8週間以内に14日以上の育休を取ると、ママ・パパ双方の給付率が最大28日間80%相当まで上がる制度があります。「パパの育休は取り損?」と思われがちですが、実は家計的にもメリットが大きいタイミングです。

【実際に使える】産休・育休 給付金シミュレーター

今回、実際にClaude Codeで作成したツールをそのまま公開します。出産予定日・夫婦それぞれの標準報酬月額・夫の育休取得プラン(分割取得にも対応)・妻の育休取得期間を入力すると、もらえる給付金の総額、月別の入金カレンダー、申請すべきタイミングと窓口まで、まとめて試算できます。

産休・育休 給付金シミュレーター

2026年7月時点の制度に基づく概算試算ツール

支給額 試算表
本ツールは標準報酬月額から日額・支給見込額を機械的に算出する概算計算です。実際の支給額は端数処理、上限・下限額、直近6か月の実際の給与、休業取得日数の実績、保険料率の実額などにより変動します。最終的な金額は共済組合・健康保険組合・ハローワークにご確認ください。

① 基本情報

円 / 月
円 / 月

② 夫の育休プラン(分割取得対応)

1回目の育休
2回目の育休(任意・0日で未取得)
出生後8週間以内(出産予定日〜+56日)にかかる日数は自動的に80%給付(最大通算28日)として計算し、それ以外は通算180日まで67%、以降50%として計算します。

③ 妻の育休プラン

1歳を超える延長には、保育所に入れなかった等の要件と自治体の証明書が必要です。

④ 社会保険料

%
%
健康保険+厚生年金(共済は短期・長期掛金)の本人負担分の概算率です。実際の料率は加入先・年齢・都道府県によって異なるため、給与明細の控除額から逆算するとより正確です。
世帯 給付金 通帳
出産予定日 〜 妻の育休終了まで
項目日額 / 期間支給見込額
現金給付 合計見込額
給付
¥0
+ 社会保険料免除 概算合計(参考・現金支給ではありません)¥0
= 家計への実質インパクト合計¥0
※社会保険料免除について:産休・育休期間中は月末を含む月(同一月内完結の場合は原則14日以上)の保険料・共済掛金が本人負担分・事業主負担分とも免除されます。上記は継続休業を前提にした概算で、実際の免除月数は取得期間の切り方により変動します。
月別 入金カレンダー
出産一時金出産手当金(妻)夫の育休給付妻の育休給付月合計(現金)保険料免除(参考)
この表は各給付が発生する対象月ベースの金額です。出産手当金・育児休業給付金の実際の口座振込は、申請から実際には1〜3か月ほど遅れて着金するのが一般的です。出産育児一時金は直接支払制度を使えば分娩機関へ直接充当されます。
申請ガイド|いつ・どこに・何を出すか
入力内容に応じて期限日を自動計算
項目申請者申請先申請タイミング主な必要書類
申請先・書式・締切運用は加入している健保組合/共済組合/自治体により細部が異なります。上記は一般的な取り扱いに基づく目安であり、最終的な期限・書類は各窓口に確認してください。
計算根拠|出産育児一時金:一律50万円(産科医療補償制度対象外は48.8万円)。出産手当金:標準報酬月額÷30×2/3、産前42日+産後56日の計98日で算出。育児休業給付金・育児休業手当金:休業開始時賃金(給与)日額=標準報酬月額÷30として、通算180日目までは67%、181日目以降は50%。出生後休業支援給付金:出生後8週間以内(出産予定日〜+56日)の休業日について、通算28日を上限に67%へ13%を上乗せし80%として算出。社会保険料免除:月末を含む月を継続的に免除対象として概算(実際は同一月完結14日以上ルール等の細則があります)。双子・多胎妊娠、給付の上限額・下限額、実際の勤務実績による支給日数の増減は考慮していません。

※デフォルトの数値は入力例です。ご自身の状況に合わせて数値を書き換えると、その場で再計算されます。

まとめ:不安の正体は「知らないこと」だった

制度を調べる前は「育休を取ったら生活が苦しくなるのでは」と漠然とした不安がありました。でも、実際に金額を試算してみると、「67〜80%の手取りが、この期間まで続く」という見通しが立ち、不安がかなり具体的な数字に変わりました。

見通しが立てば、育休の取り方(いつから・何日間)を前向きに家族で相談できます。これから育休を取る予定のパパ・ママの家計プランニングに、このシミュレーターが少しでも役立てば嬉しいです。

⚠️ 本記事および掲載のシミュレーターは、制度理解のための簡易的な概算ツールです。実際の給付額・支給要件・申請方法は加入している健康保険組合や年金事務所、ハローワークにより異なりますので、必ず公式窓口にご確認のうえ手続きを進めてください。

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