ネットで、パートナーの車が中古市場でいくらくらいで販売されているのかを調べ、今回は60万円を売却額の上限(業者に対して要求していく金額)と決めました。
MOTAのサイトで必要事項を入力
ここから、MOTAのサイトにて
- メーカー
- 車種
- 年式
- グレード
- 車体色
- 走行距離
- 売却希望時期
- 自分の住所等
を入力していきました。必要事項の入力を終えると、翌日に3社から携帯に連絡がありました。(不在着信)
1社は折り返し連絡しましたが、一向に繋がらず、以降連絡を待ちましたが連絡が無かったので縁が無かった事としました(笑)他2社とはすぐに連絡がつき、2社ともに「なんとしてもこの車が欲しい」と、ものすごい熱量でした。
日程調整を行い、実車を査定
2社共に、なるべく早く実車を査定させて欲しいとの事で、日程調整を行いました。ここで、一つ目の悩みどころがありました。
2社同時に査定してもらうか、1社ずつ時間をずらして査定してもらうのか・・・。
今回、査定日はすぐに決定したのですが、私も当日は予定もあった事から、2社同時での査定を依頼する事としました。2社それぞれに時間を指定させていただき、査定当日をむかえました。
当日、2社とも約束の時間に遅れることなく来られました。2社の担当者からそれぞれ名刺をもらい、自己紹介を交わし、早速査定が始まりました。
2社の業者間は全く会話をすることなく、それぞれ車の外観やボンネットの中、車体の下周りから車内までくまなく見ておられました。塗膜を計測する機器も持ってこられ、本格的でしたね(笑)
しばらく車の査定を眺めていると1社の担当者から「家の中で待っていただいて良いですよ」と言われましたが、私は疑い深い性格ですので「いえ、このまま査定を見学させていただきます。」と伝え、そのまま寒い中ずっと査定を見続けました(笑)後に知ったのですがこれも重要な判断でした。
査定は約1時間程で、終了しました。2社とも、時々それぞれの本社と連絡を取り、お互いの査定金額を隠すようにやり取りを行ってました。
途中、2社それぞれから希望する売却金額を聞かれました。私は自信満々に「最低60万円」と伝えましたましたが、2社それぞれから「相場よりも相当高額で絶対に不可能」とハッキリ言われてしまいました(笑)ここから、実際の売却金額の交渉が始まりました。
最終的な売却金額を決めた方法
ここから、2社それぞれと交渉が始まりました。少し離れた場所に業者は位置し、私がその場所に行ったり来たりしました。相手業者の査定額を聞かれたり、売却時期はすぐに決定できるか等、なかなか難しい判断を迫られます。
私が要求していた売却金額である60万円の壁は高く、私も「これは無理だな」と判断し、落としどころの金額を探りにいきました。しかし、業者も相手に査定額を知られる事を嫌がり、ハッキリとした金額を提示してきませんでした。
どこかで、判断はしないといけないので、私は2社に対して自己紹介の際にいただいた名刺の裏に買い取り金額を書いてもらい、金額が高い方に車を売却するという提案をしました。2社ともに了承していただき、金額が見えないよう2社それぞれで名刺の裏に査定額を書いてくれました。
売却先が決定
それぞれの業者が査定額を書いた名刺を渡され、1社は52万円。もう一社は57万2000円という金額が名刺の裏に書いてありました。ここで57万2000円を提示してくれた業者に売却するとその場で伝え、売却先が決定しました。2社はこの段階で初めて会話を交わして、相手の査定金額を知る事になりました。52万円を提示した業者は「57万2000円はどうやっても勝てません」と言われていました。
希望の60万円には及びませんでしたが、ディーラー等に売却するのと比較しても売却額は相当高くなりました。ただ、査定日、査定当日の交渉、車の引き取りの日程調整等、自分でやらないといけない事は多いです(笑)また、業者間で結託する事例もあるそうで、「家の中で待っててください」と言われ、査定場所から目を離す事は絶対にやめとく事をオススメします。今回、MOTAを利用し、車を無事に売却できましたが、私が体験し、思った事は
- 2社同時での査定の方が業者間で競争原理が働き、売却金額は上がるのではないか
- 査定当日は必ず査定場所に立ち会う
- 最終的な売却金額の決定は業者間で金額が分からないよう、名刺の裏などに金額を明示させて、一番金額が高かった業者を売却先に決定する
車の売却を考えておられる方に「MOTA」の利用はオススメできます。少しでも売却金額を高くする方法としては間違いない選択だと思います。今回の記事が少しでもお役にたてたら幸いです。
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