「ランチ代がどんどん高くなる」「ワンコインは昔の話」。ここ数年、こんな声をよく聞くようになりました。食料品の値上げに加えて人件費も上がっているので、外食が高くなるのは当然といえば当然です。
私も以前は、昼食はコンビニか職場の食堂、夕食は定食屋やラーメン屋という生活でした。昼食で500〜1,000円、夕食も1,000円前後。気づけば毎日1,000円前後を「なんとなく」使っていました。
この記事では、私が実際にやって習慣として定着した3つの食費対策を、順番も含めてまとめます。我慢で乗り切る話ではありません。仕組みで自動的に減らす話です。
💡 ここがポイント
結論は「①休日にお米を炊いて冷凍」→「②お弁当を持参」→「③マイボトルを持つ」の順です。この順番が大事で、①が土台になっていないと②も③も続きません。合わせて月1万円前後の削減になりました。
まず「毎日いくら使っているか」を知るところから
私が食費の見直しを始めたきっかけは、家計簿アプリ「マネーフォワードME」でした。
使い始めて数か月経った頃、パソコンのブラウザで数字を眺めていて気づいたんです。「私、毎日のように何かにお金を使っている」と。
内訳ははっきりしていました。
- コンビニでの買い物(主に昼食)
- 通勤帰りにスーパーで買い物(夕食など)
この2つで、毎日当たり前のように1,000円前後。1日1,000円は、月にすれば3万円です。これではお金は貯まりませんし、投資に回す余剰資金も生まれません。
💡 ここがポイント
家計簿アプリは使い始めてすぐは効果がわかりません。数か月分のデータが溜まって、はじめて「お金の流れの癖」が見えてきます。私も半年ほど経ってようやく気づきました。すぐに成果が出なくても、まずは記録を溜めることが先です。
① 土台づくり:休日にお米を炊いて冷凍する
いきなり「お弁当を作ろう」と決意しても、まず続きません。私が最初にやったのは、休日にお米をたくさん炊いて、余った分をすぐ冷凍庫に入れることでした。
地味な作業ですが、これが自炊習慣の土台になります。理由はシンプルで、冷凍ご飯がないと「外食しよう」という気持ちになってしまうからです。
仕事で疲れて帰宅したとき、お米を炊くのに30分待てるでしょうか。私は待てませんでした。でも冷凍ご飯があれば、レンジで温めるだけ。卵さえあれば卵かけご飯が成立します。
冷凍保管には無印良品の「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」を使っています。ラップより衛生的で、ラップ代もかかりません。長く使っていますが劣化も変形もなく、耐久性も申し分ないです。
💡 ここがポイント
節約というと「何かを我慢する」と考えがちですが、実際に効くのは「面倒くさいと感じる瞬間を先回りしてつぶす」ことです。疲れて帰った日の30分を、休日の自分が肩代わりしておく。これだけで外食の頻度は大きく変わります。
② お弁当を持参する
自炊が習慣化すると、昼のお弁当も自然と作れるようになります。お米があれば、あとは冷凍食品と卵で立派なお弁当になります。
コストは実質100〜200円程度でしょうか。材料が何もない日でも、お米さえあれば「おにぎり」が作れます。私の定番は「ゆかりごはん」で、2つあれば十分お腹は満たされます。
| 昼食のとり方 | 1食あたり | 月20日で換算 |
|---|---|---|
| コンビニ・食堂 | 500〜1,000円 | 1万〜2万円 |
| お弁当を持参 | 100〜200円 | 2,000〜4,000円 |
ランチを買っていた頃と比べると、最低でも月8,000円程度は抑えられている計算です。
職場で毎日コンビニや食堂で昼食をとっている方はたくさんいますが、お弁当が習慣になった今の私から見ると、正直かなり贅沢に見えてしまいます。
③ マイボトルを持つ
3つ目がマイボトルです。私は仕事でも旅行でも、必ず持参しています。
ペットボトル飲料は1本100〜150円が相場です。毎日1本買えば、それだけで月2,000〜3,000円。私はマイボトルに水道水を入れて職場で飲んでいます。正直おいしくはありません。でも、その分は確実に浮きます。
お金以外のメリットもありました。ペットボトルを買わなくなるとゴミが出ません。以前は台所にペットボトル専用の袋を用意していて、これが地味に場所を取っていました。それがまるごと不要になります。
私が使っているのはKINTOのタンブラーです。保温・保冷性能が高く、軽くて洗いやすい。2年ほど使ってパッキンもへたっていません。価格は3,500円程度なので、ペットボトルを買わなくなればすぐ元が取れます。
💡 ここがポイント
マイボトルがあると、出先でコンビニコーヒーを買ったときにも移し替えて使えます。コンビニの紙容器はすぐ冷めてしまいますが、タンブラーに移せば長時間温かいまま。「買わない」だけでなく「買ったものの満足度を上げる」使い方もできます。
仕上げ:ノーマネーデーをつくる
①〜③が回り始めると、自然と「1円も使わない日」が作れるようになります。いわゆるノーマネーデーです。
私は「最低でも週に2〜3日はお金を使わない日を作る」と決めました。決めた直後はしんどい時期もありましたが、3か月ほど続けると、それが当たり前になりました。要するに習慣化です。
⚠️ 正直なところ
人間、何かを変えるタイミングは必ずストレスを感じますし、不便です。合わない方もいると思います。ここで大事なのは、必要な食費まで削らないこと。健康を削る節約は本末転倒です。あくまで「なんとなく使っていた分」を減らす話として捉えてください。
今日から始めるなら、この順番
マネーフォワードMEなどで、数か月分のデータを溜めます。「毎日いくら、何に使っているか」が見えないうちは、対策の立てようがありません。
ここが土台です。お弁当より先に、まずこれ。冷凍ご飯があるだけで、平日の「外食しよう」がかなり減ります。
冷凍ご飯ができていれば、お弁当は「詰めるだけ」になります。マイボトルは買うだけなので、今日からでも始められます。
「自分でできる事は自分でやってみる」
職場の食堂も、最近大幅に値上げされました。食材費だけでなく人件費も上がっているので、外食のコストが上がるのは当然の流れです(働く方の賃金が上がること自体は良いことです)。
だからこそ私が心掛けているのは、「自分でできる事は、なんとか自分でやってみよう」ということです。特別なスキルも知識もありませんが、できることは意外とあります。どうしてもできないことや苦手なことはプロに頼ればいい。その線引きさえできていれば、生活コストは着実に下がっていきます。
まとめ
- まず家計簿アプリで現状把握。数か月分溜めないと癖は見えない
- 順番が大事。お米の冷凍が土台、その上にお弁当とマイボトル
- お弁当で月8,000円、マイボトルで月2,000〜3,000円が目安
- ①〜③が回ればノーマネーデーは自然にできる。習慣化まで約3か月
- ただし必要な食費まで削らないこと
浮いたお金の使い道まで決めておくと、さらに効果的です。私はこうして浮いた分を投資の積立に回しています。

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