私は、賃貸アパート暮らしです。地方の田舎に住んでおり、土地柄ほとんどの地域で都市ガスが整備されておりません。都市ガスが整備されていない地域でガスを使用するとなれば、プロパンガスを契約しなければなりません。私が居住している賃貸アパートも都市ガスは整備されておらずプロパンガスを契約しています。
今のアパートに10年以上住ませてもらっていますが、数年前に職場の同僚とガス代の話をする機会がありました。私は独身でありながら月に7000円程度のガス代を支払っていましたが、同僚は都市ガス物件に住んでおり、ガス代は夫婦2人で月に5000円程度しかかかっていない事を聞きました。この時に恥ずかしながら初めて「都市ガスは安い」という常識を知りました。賃貸アパートを探す時に都市ガス物件を探さなかった自分を悔やみました(笑)しかしこの時は「プロパンガスだし仕方ないな」としか思わず、納得していました。
2024年7月に法改正が施行
私は、自分が支払っているガス料金に疑問を感じたのはこのタイミングでした。プロパンガス会社と賃貸業者の癒着や、昔からの慣例的な事が規制されるという事がニュース等で報じられたのです。
私は、プロパンガスの請求書を初めてじっくりと確認し、そして「プロパンガス料金の相場」を調べました。私が住んでいる地域でも4社ほどプロパンガスを扱っている業者がありました。ホームページに単価を掲載している業者もあり、私が契約しているプロパンガス代金が異常に高額だった事が分かりました。
管理会社にメールで「プロパンガスの代金について」申し入れ
私はまず、管理会社にメールを送りました。送った内容は
- 支払っているプロパンガスの単価が近隣の事業者より高く設定されており、高額である事
- プロパンガスの契約会社を変更していただきたい旨。アパート住民全員の同意が必要であるなら、私が全て説明して、同意をとるということ
- プロパンガス料金に、アパートの設備等料金が上乗せされていないか
- プロパンガスの単価を相場料金に合わせていただきたい旨
以上の内容を送りました。
一週間ほどして、管理会社から「プロパンガスの料金について」電話がかかってきました。私はダメ元でメールを送っていたこともあり、大きな期待はしておりませんでした。
管理会社からの回答は意外にも
管理会社からの回答は「お客様のおっしゃられる通りでございます。10年以上も住んでいただいておりますし、料金についての申し入れに関してもガス会社の方にお伝えしました。詳細はガス会社から再度連絡があります。」と、こっちの要求をある程度受け入れてくれました(笑)その後、ガス会社から連絡があり、値引きについて交渉していきました。次回は、ガス会社との交渉のやり取りについて書かせていただきます。
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