病院で働く放射線技師のリアル年収っていくら!?その②

診療放射線技師

 前回、年収に関連する基本給や手当について書かせていただきました。今回は前回の続きですが、年収に大きく影響するボーナスと実際の医療機関で働く放射線技師の年収相場を書かせて頂こうと思います。

このボーナス(公的病院では期末勤勉手当と言われる)の支給額で年収は大きく変わってきます。このボーナスの支給額については、

基本給の何ヵ月分

という支給方法が一般的です。例えば2026年3月現在での公的病院のボーナス支給月数は年間で4.65月となっています。基本給が30万円と仮定した場合

30万円✖️4.65月🟰約140万円

となります。公的病院は6月と12月にボーナスが支給されるので

6月のボーナス支給額は約70万円 12月のボーナス支給額70万円となります。

このボーナスの支給月数は公的病院では大体どこの病院でも近似してきます(人事院勧告に準じる場合が多い為)が、民間病院等においては病院毎で大きく異なります。また、民間病院は傾向として(私の周りでは)基本給を低く設定し、手当等で補完している事が多いです。ですので、ボーナスの支給月数が5か月であったとしても基本給が25万円の場合

基本給25万円✖️5か月🟰125万円

となり、ボーナス支給月数「5か月!」のインパクトは大きいですが、支給額は公的病院より劣ることになります。

民間病院は夜勤手当や当直手当が公的病院よりも手厚い傾向だね

最近は全国の病院が経営悪化となっていて、手当やボーナスの削減が行われている病院もあるそうね・・・。

 放射線技師の平均年収は厚生労働省の調査によると平均で550万円となり、日本の給与所得者の平均(約460万円前後)と比較すると高い水準にあり、医療従事者(コメディカル)の中でも薬剤師に次ぐ上位の年収帯となっているそうです。放射線技師は緊急呼び出しや緊急検査対応での残業が多く、夜勤や当直もしている医療機関も多いので平均年収が多い傾向が出ていると思われます。

 私の感覚では、厚生労働省の放射線技師の平均年収が550万円というのは「結構高いな」と感じます。この統計には大都市の医療機関も含まれており、私が勤務している地方の医療機関は結構厳しい状況です・・・。
地方の医療機関の実態は、

「公的病院以外で年収600万円を超える事は厳しいかも・・・」
「地方の医療機関で働く放射線技師の平均年収は400〜500万円」

という実感です。実際、私の周りで勤務している放射線技師の中には、勤務している病院の給料だけでは生活が苦しく、休日に他病院の当直のアルバイトに行っている友達もいます。

勤務する病院を選ぶ際にどうしても「年収」等のお金の部分が気になってしまうと思います。お金に関する事は間違いなく一番重要です。
しかし、同じ年収ベースの病院だったとしても

  • 夜勤や当直の有無
  • 残業時間
  • 年間休日数(ここ結構重要)
  • 緊急呼び出しの有無

これらの条件も比較する必要があります。特に年間休日数は自分の「時間単価」に大きく影響してくる事項です。

今、放射線技師として勤務している病院、待遇は低くありませんか!?

これから放射線技師として働く方、低待遇な病院選ぼうとしてませんか?

「自分を安く売る」ということだけはしないように働く病院を選ぶようにしましょう!最後まで読んでくださりありがとうございます。読んでくださった方の少しでも参考になれば幸いです。

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