今回の話は「車検」です。車検代って高額ですよね。普通車では2年に一度、約10万円程度の費用がかかります。車検といえば「車」を想像しますが、今回は「ボートトレーラー」の車検について書かせていただきます。私は釣りが趣味であり、小型ながらボートを所有しております。ボートトレーラーにも「軽」と「普通」があるのですが、今回は「普通トレーラー」での話をさセていただきます。マリーナ等の業者に車検を依頼すると「手数料」が余分にかかり支払い金額も高額になりますが、自分で陸運局に持ち込めば手数料がかからず安価に車検を受ける事ができます。少しニッチな内容になりますが、読んでいただければと思います。
ボートトレーラーの車検は毎年車検
ボートトレーラーといえば、「ジェットスキー」や「プレジャーボート」を車で牽引して運ぶ台車みたいな物です。夏になると良く見かけますね。あの台車を「ボートトレーラー」と呼ぶのですが、公道を走るとなれば勿論「ナンバープレート」が必要となり、車検も必要となってきます。
「普通トレーラー」に関しては毎年車検が必要となります(新車登録時は2年)。これが非常に面倒なんですよね・・・。
車検時は「積載物」を降ろさなければならない。
まず、いきなりの難関です(笑)。そもそも、車検を受けるにはトレーラーに乗っている積載物を降ろさなければ車検を受ける事ができません。トレーラーにはボート等の重量物が乗っていますので簡単には降ろすことができません。降ろす手段としては、「クレーン等で吊って降ろす」か「スロープ等を利用してボートを降ろす」事になります。この手間が面倒で、コストがかかっても業者に
「継続車検」ではどこの陸運局でも受検可能。
新規登録は管轄の陸運局での検査が必要となりますが、「継続車検」となると全国の陸運局で検査を受けることができます。私の場合は、平日に釣りの予定を組み、釣りの休憩がてらボートトレーラーの検査に行っております。こうすることでボート自体は海に浮かべておく事ができますので、トレーラーのみで検査を受けることが可能となります。釣りも楽しめますし、余計なコストもかかりませんので私にとっては最善の方法と思っております。
自分で陸運局で車検を受けるには予約が必要
自分で陸運局で車検を受けるには「自動車検査インターネット予約システム」にて予約が必要となり、IDやパスワードの発行が必要となります。希望する日の2週間前から予約をとる事ができます。繁忙期(年度末)は早めに予約をしなければすぐに枠が埋まってしまうそうです。
必要書類を揃えていざ検査へ
車検を受けるために必要な書類は
- 車検証
- 自賠責保険の証書
- 自動車税の納税証明書
は必ず必要となります。後は、「点検整備記録簿」や「継続検査申請書」を陸運局で入手し、所定の窓口で「重量税」の支払いと「自賠責保険」の更新を行います。必要書類が揃えば指定されたレーンに行き、検査官に検査を行なってもらうのみです。

検査時には、牽引車の車検証もチェックされます。牽引車側もトレーラーを牽引する為の登録(950登録)が必要です。
ボートトレーラーに関しては、灯火類・タイヤ・極度の劣化がなければ大方大丈夫かと思われます。
実際にかかった費用は
- 自賠責保険 5320円
- 印紙代 2300円
- 重量税 5700円
トータルで13320円でした。毎年、必ず発生するコストとなりますが、そこまで高額とは感じません。業者に依頼するとプラス2〜3万円は手数料が発生すると聞きます。予約をしたり書類を記入したり少々面倒な事はありますが少しの事で数万円の節約となります。この節約したお金でまた趣味の釣りに行く事ができます(笑)今回の記事は万人に関係する話ではありませんが、「自分でできる事はやってみる」という事が大きな節約術になるという事は間違いないと思います。どうしても出来ない事はプロに依頼して、自分でできそうな事はやっていきましょう!
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