今年もこの時期がやってきました。「自動車税の支払い」ですね・・・。自動車税の納付期限は通常毎年5月31日ですが、今年は31日が土曜日となるので、今年の納付期限は6月2日となります。一部の自治体では6月30日が納付期限となる場合もありますので、納税通知書に記載された期限の確認が必要です。地方で暮らされている方は、家族で複数台所有されているパターンが多いのでこの自動車税の支払いは大きな負担となり、家計を苦しめる項目の一つになるかと思います。
この自動車税は、車の種類や排気量、用途などによって区分され、課税額が異なります。今回は、車の維持費を考える上で無視できない「自動車税」について考えていきたいと思います。
自動車税の区分について
今回は「自家用車」に関して、一般的な自動車税の区分についてまとめてみました。
・自家用自動車(普通車) 排気量別の課税額
排気量区分 | 年間税額(概算) |
---|---|
~1,000cc | 約29,500円 |
~1,500cc | 約34,500円 |
~2,000cc | 約39,500円 |
~2,500cc | 約45,000円 |
~3,000cc | 約51,000円 |
~3,500cc | 約58,000円 |
~4,000cc | 約66,500円 |
~4,500cc | 約76,500円 |
~6,000cc | 約88,000円 |
6,000cc超 | 約111,000円 |
軽自動車(車種別で一律課税となり排気量に依存しない)
車種 | 年間税額 |
---|---|
軽自動車(乗用・自家用) | 10,800円(※2015年度以降登録) |
軽自動車(貨物・自家用) | 5,000円~ |
・4ナンバー車(小型貨物車)の課税額
最大積載量(トン) | 自家用(円) | 営業用(円) |
---|---|---|
1トン以下 | 8,000 | 6,500 |
1トン超~2トン以下 | 11,500 | 9,000 |
2トン超~3トン以下 | 16,000 | 12,000 |
3トン超~4トン以下 | 20,500 | 15,000 |
4トン超~5トン以下 | 25,500 | 18,500 |
5トン超~6トン以下 | 30,000 | 22,000 |
6トン超~7トン以下 | 35,000 | 25,500 |
7トン超~8トン以下 | 40,500 | 29,500 |
小型貨物車の課税額については、最大積載量に基づいており、排気量や車両重量は考慮されません。ただし、最大乗車定員が4名以上の場合は上記表の金額に以下の金額を加算した税額となります。
総排気量1L以下 | 5,200円加算 |
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総排気量1L超1.5L以下 | 6,300円加算 |
総排気量1.5L超 | 8,000円加算 |
小型貨物車(4ナンバー)は普通車と比較すると自動車税が安い
普通車の場合、「排気量」によって課税額が決定し、排気量が大きくなるにつれて課税額も増加していきます。3000ccを超えるような普通車の場合は毎年50000円オーバーの税金が課されます・・・・。
軽自動車は自家用の場合は一律で10800円。2015年より昔は7200円でした。コストだけを考えた場合は軽自動車一択ですね。
最後に小型貨物車(4ナンバー)。この区分は排気量に左右されずに課税額が設定されていますね。よく公道で見かける「ハイエース」の場合、最大積載量は1トン未満と乗車人員を加算した16000円が課税額となります。ハイエースに関しては3000ccのモデルもありますので、普通車と比較し、相当自動車税を安く抑える事ができますね。
排気量が大きい車種に関しては小型貨物車(4ナンバー)は選択の余地あり
今回、自動車税に関して比較してみましたが、私個人は「排気量が大きい車種を選択する場合は小型貨物車も考慮しても良いかも」と考えます。車の税金等に関しては、重量税や自賠責保険の他にも車検に関する費用も含めて考えなければなりませんが、毎年必ず発生する税金として避けては通れない「自動車税」はなんとか安く抑えたいところです。車選びの際に少しでも今回の記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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