フィッシング詐欺対策

節約・投資

 最近、「フィッシング詐欺」という部類の詐欺被害が多発しているそうです。フィッシング詐欺とは、偽のサイトやメールを利用して、利用者を偽物のサイトへ誘導し、そこで利用者自らに、個人情報(ログインパスワード等)を入力させて、重要な情報を盗み取るサイバー犯罪の手口です。
 私もヤフーメールで、フィッシング詐欺だと思われるメールを受信した事があります。これがその実際のメールとなります。

 ETCカードの利用照会サービスの偽メールです。何気なく、リンク先をクリックすると、IDとパスワードが出てくる画面に移りました。ここで、偽サイトと気づかずに、IDやパスワードを入力してしまうと、詐欺会社に自分の重要な情報が盗まれる事になります。メールの内容に誤った内容(ユーザーIDが明らかに異なる・450日以内にログインが無い場合の対応が異なる」があった事で、「おかしい」と気づき難を逃れましたが、何気なく操作すると騙されていました。
 まず、このような利用者を「焦らせる」ような内容のメールが届いた場合、慌てずグーグル検索等を行い、類似する詐欺案件が無いか調べる事が重要です。各企業もホームページ等で啓発をしており、実際のメールの内容等を掲載してくれている場合が多いです。まずは調べましょう!!

 「楽天証券でのフィッシング詐欺被害」というニュースが届きました。被害内容としては、どうやら毎月コツコツと積み立ててきた優良なインデックスファンドが一晩のうちに売却され、身に覚えのない中国関連株が大量に購入されていたそうです。その被害に合われた方の損失は数百万にも及ぶとの事で、どうやら気づかぬ内にフィッシング詐欺に合い、この被害に合われたようです。私も証券口座を保有しておりますので他人事ではありません。詐欺の対策として、一番簡便な方法が紹介されていました。

証券口座のサイトでは、大きく「デバイス認証の設定をお願いします」と掲載されています。また、「フィッシング詐欺にも注意」との警告もなされています。また、このような通知も届いておりました。

設定自体は非常に簡単です。SBI証券では、「お客様情報設定・変更→各種サービス→デバイス認証サービス」とたどり着く事ができます。

ここで、設定を行います。設定が終了すると

デバイス認証サービスが「ご利用中です」と表示されます。
まずは、ここだけしっかり設定しておけば、すぐに不正にアクセスを受ける事は無いようです。

詐欺の被害に合ってしまうと、被害を受けた資産を取り戻す事は非常に難しいようです。詳しくは分りませんが、すぐに海外に送金されたりするそうです。「自分は大丈夫でしょ」と思わずに、アンテナを張っておく事は重要だと思います。対策できる事はすぐに行い、自分の資産を守りましょう!

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